☆古河っ子ブログ☆彡
今朝(3/25)の毎日新聞を見て驚きました。
この大橋醤油店の五代目(故人)は、なんと早稲田大学野球部の初代主将だったそうです。
正に意外な事実発見ですね。
そして、早大野球部創部110周年を迎える今年、
大橋醤油店がそれに因んで「初代主将」と言う商品を発売することになりました。

今朝のその毎日新聞の記事内容がどんなものであったか、
以下それを引用させていただきます(元記事はこちら)。
記念醤油:「初代主将」が反響 来年の早大野球部創部110年を前に発売 /茨城
◇家業継ぐため中途退学、早大野球部の初代主将、老舗5代目故・大橋武太郎さん、未完の夢伝えたい
早稲田大学野球部の初代主将を務めながら家業を継ぐため中途退学した「大橋醤油(しょうゆ)店」(古河市諸川)の当主、故・大橋武太郎さんの未完の夢を伝えたいと、来年の創部110年を前に今月20日から発売された記念醤油「初代主将」(150ミリリットル、400円)が反響を呼んでいる。
(中略)
記念醤油を製造した同店8代目、大橋幸治代表(46)は「初代主将の思いを広く知ってもらえてうれしい」と喜んでいる。
武太郎さんは、創業160年以上続く同店の5代目。1901年、早稲田大学(当時は東京専門学校)に発足した野球部の初代主将に就任したが、チームの米国遠征をめぐり、家業を継ぐよう促していた武太郎さんの父親の逆鱗(げきりん)に触れ、退学を余儀なくされた。
(中略)
老舗の同店には創業当時から蔵と樽が引き継がれており、「初代主将」は、地元大豆、小麦を吟味し、昔ながらの手法で醸造。100年前の武太郎さんに思いをはせ、熟成期間を通常の1年より長い2年にして作った。
(後略)
現在の八代目のご夫妻も共に早稲田大出身だそうです。
さっそくこの週末に、その「初代主将」を買ってこようと思います。
念のため、お店の場所はこちら↓です。
電話注文で取り寄せることも可能だそうです。
大きな地図で見る
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古河に醤油メーカーがあるってご存じの方、意外と少ないのではないでしょうか。
この醤油メーカーは、諸川にある大橋醤油店と言います。

醤油の醸造所が道端にあって、誰でも間近で見ることができます。
建物の近くに行くと、ほんのり醤油のにおいがしてきます。
この醸造所、歴史があって国立科学博物館の資料を引用すると下記の通りとなります。

江戸末期建造の木造瓦屋根の醤油醸造蔵。2棟からなり、間口約30m、奥行約50m、高さ約10m。この蔵で約160年間、天然醸造の醤油を作り続けており、木と土と石で造られた建物の内部は、温度変化が穏やかで湿度も変化しにくい。また、屋根裏、壁、柱、梁に棲む醤油の菌が、良質の醤油を生む糧となっている。日本の伝統的発酵食品の継承には不可欠なものである。
1840年から1850年の間に建てられたらしいです。
また、醸造に使われる樽もすごい。以下、国立科学博物館の資料の引用。
江戸末期製造の杉板と竹のたがで成る醤油醸造桶。直径、高さとも約2m。この桶で約160年間、天然醸造の醤油を作り続けており、木の表面に棲む醤油の菌が、良質の醤油を生む糧となっている。日本の伝統的発酵食品の継承には不可欠なものである。一部、後年、鉄のたがで補強。約60桶使用中。
この大橋醤油店の醤油は、一般小売店では販売されておりません。
醸造所近くの直売店でお求めください。
口コミで結構遠方から電話注文があるらしいです。
この日筆者が訪れたときも、ちょうど柏市の人から電話注文を受けているところでした。
一本あたりの単価は高いですが、確かに味は良いです(数々の賞を受賞してます)。

大橋醤油店所在地
茨城県古河市諸川2564
大橋醤油店の取扱い商品一覧はこちら(値段が現在と違いますが)。
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